我が子よりスマホ
気を引こうとする本心は
私は、子どもとよく公園に行きますが、毎回同じ光景が目につくことに気づきます。
子どもが遊んでいる遊具の周りを見渡すと、ベンチに座ってスマホを見ている親の姿がほとんどでした。
お母さんは、ひたすらスマホをじっと見ており、その隣のお父さんもずっとスマホをみている光景…。
また、こんなこともありました。
飲食店での出来事です。
子どもが親に見てほしくて「ママ、見てみてー」と何度も何度も言って、テーブルを汚し散らかしています。
子どもの目線の先には、ひたすらスマホを見ているお母さんの姿。
子どもを叱る目線はスマホの画面。
日頃から、子どものことを見てないんだろうなと、その姿をみて一瞬で感じとることが出来ます。
「我が子よりスマホ」
もちろん、仕事や調べ物の場合もあるので、スマホを見ることが悪いことではありません。
しかし、スマホを見ながら単にテーブルを汚した子どもを叱るのではなく、なぜ、子どもが荒らすのかを考える必要があります。
こっちを見てほしい、それは子どもの本能として、散らかすことや汚す行動が親の気を引こうとする表れであるかもしれません。
大好きだから見てほしい
昔、好きな人にちょっかい出す男の子がいませんでしたか?
あれと似たようなものです。
子どもは見てくれている安心感があれば、わざと親の気を引くために怒られるようなことはしません。
怒られることは嫌ですし、そして何よりも、お母さんとお父さんという存在そのものが大好きなのですから。
子どもたちは大好きなお母さんやお父さんに自分という存在を見てもらいたい、それによって愛されている実感がほしいのです。
ほめなくても、いつでも自分を見てくれていることを、子どもが思えたら、子どもの心は安心し、そこからの行動が変わってくると思うのです。
私もこんな偉そうなことを発信していますが、子育てというものはそう簡単ではありませんね。
少しでも自分のことをしようとするものなら、兄妹同士がケンカをし、自分の時間はなかなか作れたものではありません。
今日は、子どもの機嫌がいいなと思うときは少し自分の時間がとれたり、今日は、拗ねているから寝るまで隣にいてあげようと少しでも安心させることで、段々と機嫌が元に戻っていったりの繰り返しの日々。
また、拗ねている子どもに寄り添って努力して分かろうと思っていても、自分の体調や感情が前に押し出されているときは、何をやってもうまくいかず、まるでちゃんと向き合っていないことを子どもに見抜かれているような感じの日もあったりと、自分の思うようにはいかないものです。
うまくいかない日々の中でも、私が意識して心がけていることは、今だけの解決ではなく未来に目を向けて子どもを育てていく育児を心がけています。
今さえよければいいと思うのであれば、子どもにゲームをさせていれば、静かに自分の時間をとることができます。
また、甘い物やお菓子を食べさせていれば機嫌も良くなります。
しかし、それは、子どもが成長する過程で良いことなのか、少し考えてみれば分かりますね。
子育ては、一つの家族、核家族で育てているのはとても大変なことです。
専業主婦で子どもを育てることは気が気でなく、相談相手もいなかったら、子育てすることに疲れてきて、どんどん嫌になっていき育児に対してめんどくさくなってきたりすると思います。
昔の日本は、ご近所さん親戚、みんなで子どもを育てていく民族であったので、他人の子どもであろうと注意していき地域全体で育てていく環境であり、それが理にかなっていました。
今ここで他人の子どもに叱ったようなら、親は叱った人に怒る、そして今は先生でさえも怒れない時代になっていっています。
躾は家で行ってください。そんな時代…。
大人になっても子どもと同じ
みんな、それぞれ事情がありますが、現代の子どもは幼いころから見られていない、どこか満たされない、安心感がなくなっていく気持ちがどんどんと湧き上がり、構ってほしくてグレていく。
私が反抗期の時、今思えば、親に寂しいと甘えていたのだと思います。
大人でも、同じようなこと。
うまく物事がいかな時に当たり散らかす人は、周りに構ってほしいと心の中で叫び自分にに気づいてほしいと思っているのです。
その奥底の自分の中には、構ってもらえなかった昔の自分がまだ心の奥の奥にあり、それは大人になってもたまによみがえり暴走してしまうのです。
今は、まさにコロナ禍で、家族通しでも帰ってくるなという時代になってきました。
家族でさえもどんどんと距離が遠くなってきている世の中で何を私たちはするべきなのか。
みんなが合わないように、離れるように、家族間親子間もどこか他人ごとになってきてしまっている時代。
何かあったら、人のせい。ずっと他人のせいにして生きて悲劇のヒロインを演じている人も、みんなの気を引こうとしている行動です。
そのやり方は邪道であります。
あなたは周りから愛されています
本人は気づいていない無意識だが、そんなことしなくても、あなたは、愛されているからここにいることに気づいてほしいと思います。
そうでないと、そもそもこの地球上に生まれてきていないのですから。
周りのお陰でここにいることができるのに、自分なんかダメだと気を引こうとする行動。
そのような行動をするのではなく、今までお世話になった人に返していかなければならないのではないでしょうか。
そして、それを未来に向かって、大きく育っていくあなたの子どもや周りの子どもに伝えていくことが、親や周りにいる大人の務めであると思っています。
子どもや周りからあなたに文句を言われた時、スマホをそっと置いて、一息ついて考えてみましょう。
無関心にならずに、一人一人こ行動や声のトーン、雰囲気を観察し興味を持っていきましょう。
どこか満たされないものがあるのかなと少し寄り添ってみることが、本当は叱ることより心を動かす上で、もっと簡単なことかもしれませんよ。
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